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富山

全般 北峰・金比(毘)羅峰 △349.5 南峰・観音峰 ●342     房総丘陵 
 南房総市旧町名「とみやま」町に対してこの山は「とみさん」と呼ばれています。海岸から眺めると、形のいい双
耳峰をしています。左手が北峰・金毘羅峰、右手が南峰・観音峰です。特徴的な形状は周囲からよく判別されま
す。
 JR内房線岩井駅からバスが二部回りと合戸回りとの国保病院行き、なむや行きの三本出ている。前二者は
なむや 行きとの直通便もあります。
 岩井の大ソテツ 雌木で8メートルもの高さがあり、県の天然記念物指定を受けています。樹齢1,000年。
 蓮台寺の大イチョウ 北側幹周り3.64メートル。高さ26メートル。南側3.68メートル。高さ25メートル。樹齢
はおよそ500年。夫婦銀杏とも呼ばれているが、共に雄株だという。

@ 町営無料駐車場が有り、公衆便所もある。ここが町営バス富山中前で、北へ左折する。

@岩井駅より富山中前から
 岩井駅→0.10←福聚院角→0.15←バス停富山中入口→0.05←富山中学校正門前→0.10←
伏姫籠穴入口→0.20=0.15←道路終点→0.20=0.15←馬の背→0.15=0.10←北峰
 伏姫籠穴入口→0.05←伏姫籠穴

 岩井駅下車。駅構内にはトイレは無く、駅舎に隣接した観光案内所の北側に奇麗で大きな公衆トイレが併設さ
れてる。駅前から線路に沿って南へ進んで踏切を渡る。高速道路の函渠の先、右手に岩婦(いわぶ)温泉・岩
婦湖・桜街道への道がある。右手に、市営無料駐車場が有り、公衆トイレもある。ここが市営バス富山中前で、
北へ左折する。
 富山中学校付近から道路は狭くなる。道路は東へ曲がる。左手に数台きりの駐車スペースと瓦葺の洒落た公
衆トイレがある。伏姫(ふせひめ)籠穴(こもりあな)の入口だ。
 門から中に入る。よく整備された公園になっている。階段を登ると、休憩所と小説南総里見八犬伝の内容に呼
応した洞窟とオブジェがある。八角形をしたテラスが広いので、ここでゆっくり休憩するのにいい。穴の前と、テラ
スに八犬伝や作者滝沢馬琴についての説明文の看板があるが、文字が読みにくくなっていたのは修復された。
 狭い舗装道路をそのまま進み、分岐を右へ曲がりカーブを繰り返して若干高度を上げる。舗装道路の終点に
は数台の車が停められ、切り返しも可能だ。但し途中が狭いので車は入れないこと。突き当りには橋がある。な
ぜ幅の広い橋があるのか、理解に苦しむ場所だ。
 左手から山道が始まる。丸太の段径のかなり急で狭い径だ。この急な段径の途中、右側谷の斜面に夏草に
覆われた細い踏み跡を見つけることができるかもしれない。谷へ緩く下って源流部の小滝の下まで至る径だ。
高い岩壁から落ちる水が浅い滝壷を作っている。左手の山肌から湧き出る水場の先から傾斜が緩やかになる
と、南峰と北峰の中間の鞍部「馬の背」に出る。右手南側には尾根を挟んで二本道がある。その左手東側の道
は緩く登って観音峰の仁王門跡地を経て、福満寺に下る。右よりの径はかつて観音峰に通じていたが、崩壊の
ため通行止めになっている。中央尾根筋は観音峰鉄塔に直登しているが急すぎるので登降は避けたい。
 馬の背から北側へは緩く登って行く。左下に縁結びの杉・ボタンスギの巨木がある。注連縄でかざられ、神事
のとき根元まで行かれるように階段が造られている。樹齢300年以上幹廻り3.43メートル樹高28メートルとい
う大木で、その葉は普通よりも丸みを帯びているという。
 右後ろ下から狭いコンクリート舗装道路が取り付いている。ベンチが並び、東屋があり西側の展望がいい。
トイレもここにある。さらに北側へ緩い階段を登ると、右側に石碑と金比羅神社がある。左手には十一州一覧台
の石碑が有り、広場の頂上、金毘羅峰・北峰に出る。西側三方に展望が開け、木製の展望台(塔)も有り、ベン
チも並んでいる。展望絵が方向別に描かれて設置されている。まさに丘の上のピクニック広場になっている。こ
この板碑の文字は金比羅と彫られていた。

@ 洞窟とオブジェ

A岩井駅より福満寺から
 岩井駅→0.10←福聚院角→0.15←バス停富山中前→0.10←バス停宮谷口付近→0.30=0.25←
五合目広場→0.20=0.15←仁王門跡→0.05←馬の背→0.15=0.10←北峰

 岩井駅からバス停バ宮谷口(みやなつぐち)下車。少し西へ戻ると福満寺の入口だ。福満寺の境内には、かつ
て境外堂の観音堂の前にあった仁王門と金剛力士像が台風により損壊し、ここに移されている。右手に奇麗な
トイレがある。その東側の壁はベンチになっていて、休憩所でもある。墓地があり、そのための駐車スペースもあ
る。しかし、ハイカーは富山中前のバス停に面した駐車場を使いたい。
 ここからの狭い道路は墓地のかなり先まで舗装された。急な道だ。未舗装になって階段で別の舗装道路に取
り付く。左側から登ってきた道路で、右へ曲がる。急な坂道だが、コンクリートで舗装されている。道端には合目
の標石があり、径が分岐しているが、迷うようなところはない。水仙畑の脇を抜けると緩い下り道になる。五合目
の標石の先、道の右手の斜面には、まとまった水仙畑が拡がっている。僅か先左手にはベンチの並んだ狭いな
がらも広場がある。ここからは急な連杭型段径になって、ジグザグの折り返しをして登っていく。
 左に仁王門跡の石段と基礎石を見て、観音堂の前庭に上がる。観音堂は仮堂で、その前は手入れされた花
壇になっている。堂周辺はよく手入れされている。堂内には小さな仏像が安置されている。堂の右手に進むと北
側の展望がいい。堂の左寄りに石造観音立像の前を抜け、歌碑の脇から頂上に至る径がある。東屋とベンチ、
展望図、山三講の石祠、大きな鉄塔がある。観音峰だ。南西よりに急な階段がある。そのまま西側の径で進む
と、崖に穴が穿たれ仏像−多くは頭部がない−が奉られている。この径は崩壊があり通行禁止の看板でふさ
がれている
 仁王門跡から北へ緩く下って少々で、北峰との中間の鞍部「馬の背」に出る。
 西は下って伏姫籠穴前へ至る。
 北は登って北峰へ至る。
 合目の標石は中間に少数しかなかったが2013年の春、富山地域づくり協議会の手により全合に設置された
ものだ。
 バス停宮谷口から南へ分岐する道路には「双体道祖神」の案内看板がある。進むと十字路を左折するように
再び看板がある。やや急なコンクリート舗装道路を右へ曲がると民家の入口に解説看板がある。右手に入った
その家の建物の左端から裏手に廻る。見学時には家人に挨拶の上、裏へ廻ろう。
 バス停宮谷口→0.10←池貝宅(双体道祖神)

@ 伏姫籠穴の隣にある浅い洞窟 口元に石塔が並んでいる。
@ 八角形をしたテラスが広い伏姫籠穴前。

B伊予ヶ岳六地蔵登山口から
 六地蔵登山口→0.20←五叉路→0.10←送電線下→0.05←エ字型交差点→0.30=0.25←
馬の背→0.15=0.10←富山北峰

 伊予ヶ岳・天神郷から登ると、途中左手に富山への案内標識がある。これを進んで道路に下り着くと、六地蔵
登山口で標識が並んでいる。標識のある道路の反対西側左へ急な傾斜の草の径を登ると舗装道に出るので右
に曲がる。
 標識のある箇所から道路を東へ進むと、緩く左にカーブしながら上がっていって、右後の位置に富山への案内
標識があり、ここで右へ折れて僅か登る。右下に六地蔵から急な斜面を直登した径が見おろせる。
 緩い傾斜で上下しながら、西へ進む。左右には山林畑民家が点在し、後に伊予ヶ岳、正面に富山、左右に遠く
山並みという、展望の道路が続く。小さく下って道路は丁字路に突き当たる。左角の斜面に「右折して水車小
屋、富山」という標識があり、ここで左折する。変則的な五差路で、少し南に進むと左右に別の道路が取り付い
ている。右手に消防団の倉庫があり、この脇の道路へ右折する。この径には夏から秋にかけて、フヨウの花が
咲いている。「双子源平八重」と呼んでみたい。薄桃色と白色の花びらが八重になって一輪分のホウに付いてい
る。径は右へ曲がっていき、北向きになる。
 見晴らしがよくなると、エ字型の交差点に出る。右前には伊予ヶ岳がよく見える。ここでは左後ろ方向に取り付
く道へ入る。左前方向が伊予ヶ岳と案内している標識があるが、これは「水車・吉井大井戸」へ立ち寄った場合
のルートを案内しているものだ。
 南へ向いた道路は高度を上げて右へ曲がって西へ進む。上空に送電線の線の走っているところで右へ曲が
る。左右の緑濃いマサキの垣根の中は蜜柑畑で右手に地区の集会場のある先で、右手の林の中へ入る分岐
で右へ進む。ここには案内標識がある。無かったら見落としかねないところだ。植林の中のやや暗い細い道で、
右側の岩の塊が穿たれて、石仏が安置されている。左右にカーブして傾斜を強め、高度を上げる。富山の南峰
と北峰をつなぐ径の中間の鞍部「馬の背」でベンチとトイレの並んでいるところに登り着く。
 富山北峰は僅か北側だ。
 送電線が上空に走っている分岐点は南側バス停白井商店前からの道が近い。富山東側からの登山はこちら
からでもいい。
 バス停白井商店前=米沢口→0.05←春日神社参道→0.10←送電線下→0.05←エ字型交差点
→0.30=0.25←馬の背→0.15=0.10←富山北峰

@ べンチが並び、東屋があり西側の展望がいい。

C伊予ヶ岳の道から吉井大井戸・水車小屋を経て
 富山と伊予ヶ岳を結ぶ道は、大井戸を見る、やや遠回りの道が標識されている。そのため、二箇所の分岐点
ではまごつきかねないので注意したい。
 六地蔵登山口→0.20←五差路→0.10←吉井大井戸・水車小屋の丁字路→0.10←折り返し型の三又
→0.10←エ字型交差点→0.30=0.25←馬の背→0.15=0.10←富山北峰

 伊予ヶ岳から富山を目指して展望の道路を西へ進む。小さく下って道路はT字路に突き当たる。左角の斜面に
「右折して水車小屋、富山」という標識があり、ここで右折する。左折すると、富山への近道になる。別の径が接
続していて変則的な五差路といいかえてもいいところだ。
 道はすぐにセンターラインのある広い道路に変わる。新道工事は終了した。吉井橋がかかっているが、川らし
いものは無い。大井戸の案内看板が橋の西詰め北側にあり、下へ降りる階段がつけられている。橋の下には小
さな祠があり、神様がまつられている。この橋の下が富山の伏流水の噴出地点で、水槽とポンプ小屋などがあ
る。そのまま北西側に歩道が付けられていて、桜並木を抜けて東屋を経る。水車小屋の前に出る。水車で石臼
を回す装置が中にある。
 この公園を出て、右に曲がると、下田(しただ)橋を経てバス停井野のある県道に出る。新道を進めばバス停井
野の交差点に至る。
 公園から左へ曲がると丁字路に出る。一番南よりの旧道に入る。周囲は蜜柑畑で、秋にはみかん狩りが営業
される。左手へいくつか道が取り付いているが、右側にログハウスの休憩所を持った売店の先の左手分岐に富
山への標識がある。左へ曲がると更に左へ曲がり込みながら斜面の道路を進む。みかん畑越しに左手に伊予
ヶ岳が望める。注意して歩けば、電柱・電線の無い景色が見られる。右手に標識があり、二又になっている。左
手下にも道がありエ型の交差点になっている。左側は五差路を左へ曲がって進んできた道で、ここでは右側へ
分岐を登る。
 南へ向いた道は高度を上げて右へ曲がって西へ進む。その後都合二回分岐を右へ曲がり、植林の中のやや
暗い細い道へ入る。左右にカーブして高度を上げて、富山の南峰と北峰をつなぐ径のベンチとトイレの並んでい
るところに登りつく。

@ 富山北峰金比羅峰にある展望台(塔)

D北峰西尾根
 D−1道の駅富楽里と伏姫籠穴尾根径
 岩井駅→0.25←道の駅富楽里→0.05←県道右折東電柱二部245柱→0.05←尾根径の登り口
→0.40=0.35←尾根筋の分岐点→0.10=0.15←伏姫籠穴→0.05←伏姫籠穴入口
 尾根径の登り口→0.10←富山中学校正門前→0.10←伏姫籠穴入口

 岩井駅から道の駅富楽里(ふらり)までは国道、県道を歩いて行けばいいのだが、狭い歩道で排気ガスを吸う
よりは、できるだけ早くこれを避けたい。駅西側の国道を北へ進み、JAの建物を見て、その敷地の北側で右東
へ曲がる。水田が広がり、富山が正面に見える。水田の真中の交差点、東電柱二部286柱で、左折して北へ
向かうのが一番いい。県道に突き当たる頃には右手に道の駅富楽里の特徴的な建物が見える。県道に突き当
たって右折する。
 高速道路・富津館山道路が2007年7月に富浦インターチェンジまで開通した。南房総市(旧富山町)にはハ
イウェイオアシス富楽里、道の駅富楽里が高速道の南西側に開設された。鋸南富山インターチェンジから側道
で、又国道から県道に入ってここに来られる。広い駐車場と食堂、売店、トイレがある。売店は地元物産品だけ
ではないので、調達の追加も出来る。
 県道を東へ進んで高速の高架を潜り、東電柱二部245柱のところで右折して狭い道路へ入る。南へ向き直っ
て、右手には高速道の高架越しに小さな観音山の台形が頂上にアンテナを一本、建てているのが見える。小
さな川を渡って道なりに進んで左側の尾根の先端部に着く。
 富山の案内看板と伏姫籠穴への標識がある。富山北峰から繋がる尾根の最西端の北側で、斜面に段径が設
置されている。やや急な登り僅かで、尾根筋に変わる。整備前に付けられたマーキングが周囲の樹木の幹に残
っている。ごく小さなピークにはもう壊れた石祠がある。風化と破損で石屑に変わりかけている。その先には、紛
らわしいところでもないが標識がある。この径は急な登りと小ピーク、ゆるい下りと鞍部を繰り返して、高度を上
げる。最初の鞍部だけは木立が無いために、草が覆っていて、刈払いとの兼ね合いではやや通りにくいかも知
れない。測量の都合なのか、小ピークのいくつかはコンクリートで均されている。急登の後のピークでは僅かな
高度なのにもう三方に素晴らしい展望が得られる。枝先をかわして注意して見れば鋸山(のこぎりやま)のロー
プウェイの山頂駅・無残に山肌を傷めた有料道路が見られる。
 ステンレスの鎖がプラスチックの柱に張り渡されて、柵になっている。もう一度、急登の小ピークを登るとその
先に標識がある。今までの尾根筋の径は、まだ東へ急な下りで続いているが、ここで右へ折れて下る。急な下り
だが段径が設置されている。シイの木の付近からはやや傾斜を緩める。コンクリートで均された平地に出る。左
手は伏姫籠穴の谷で、その延長には三本のアンテナを持った南峰・観音峰の頂上が見える。
 これまでの尾根筋の急な下り径は終わり、左手に下って斜面を縫うジグザグ径になる。古い鉄柱とチェーンが
張られている。左手に小ぶりの五輪塔の置かれた小さな洞窟を見て、更に下ると、伏姫籠穴の前に出る。八角
形をした広いテラスがあり、休憩にはちょうどいい。
 尾根の先端部の登り口から、そのまま道路を南へ進むと、尾根の先端が平地に変わる山裾を進む。右手の
高速道が、更に西側の山の東斜面を削り、市部堰の溜め池の外れを橋で渡るのを見て、左に曲がる。富山中
学のグランドに出て南へ右折する。
 学校正門前で左折すれば、伏姫籠穴前を経由して富山へ。右折すれば駐車場と公衆トイレの並ぶ県道バ
ス停富山中前に至る。

A 福満寺仁王門

 D−2伏姫籠穴上部から北峰(金毘羅峰)へ
 岩井駅→0.25←バス停富山中前→0.05←富山中学校正門前→0.10←伏姫籠穴入口→0.05←
伏姫籠穴→0.15=0.10←尾根筋の分岐点
 岩井駅→0.25←道の駅富楽里→0.05←県道右折東電柱二部245柱→0.05←尾根径の登り口
→0.40=0.35←尾根筋の分岐点
 尾根径の登り口→0.10←富山中学校正門前→0.10←伏姫籠穴入口
 尾根筋の分岐点→0.25←265ピーク→0.40=0.35←北峰

 伏姫籠穴の北側に連なる尾根の分岐点までは前項参照のこと。この尾根径は「難路」なので、山に慣れて
いない人は足を運ばないこと。
 尾根筋の分岐点に立つ立派な標識は道の駅富楽里と伏姫籠穴を案内している。ここから東へ一歩進んだとこ
ろには地籍調査の杭が並んでいる。この先、この杭と図根点、筆界基準杭を辿りながら、尾根筋に出来るだけ
忠実に進むことになる。下りからはじめ、狭い痩せ尾根を進む。早速、岩のピークを南側に巻く。右下にはもっと
楽な巻き径が有るように見えるが、それらには進まず、尾根とは背丈ほど以上は下がらない位置の踏み跡を辿
る。落ち着いた幅の広い鞍部に出ると、正面の尾根筋に対して北側にも南側にも水平な巻き径がある。しかし、
正面の下草の少ない急斜面を辿ると、白いロープが垂らされ、更に急傾斜の径を登って小ピークに登り着く。踏
み跡を外れた左手の草の中には図根三角点の白い標柱が立っている。次のピークに差し掛かると周囲には竹
が増える。竹のピークの後の緩い鞍部では左側に薄い分岐があるが右側の濃い踏み跡のほうへ進む。
 黄色とアルミの白い杭の二本が小幅に離れて並んだピークでは、必ず休憩したい。杭の一つ筆界基準からは
9005の数字が読める●265ピークだ。正面の緩い下りの径がルートのように思われるが、右側に赤青黄色い
くつものマーキングが取り付けられている。左側の踏み跡より急な斜面で踏み固めの甘い踏み跡が下って
いる。マーキングの中には「富山」の文字も読める。このピークでは右側へ下る。このコースでは唯一、道を間
違えやすいところだ。下り着いた岩の左側を抜けるところでは、左後から別径が下ってきて合流する。ここは逆
コースのときは、尾根筋を外した緩い上りのこの踏み跡に誘われやすい。左側の尾根筋直登は踏み跡が薄
いので進みにくいので注意が必要だ。その径で進んだときも、別の尾根筋に達したところで左へ向き直り頂部
を目指せばいい。
 痩せ尾根の径、岩の下で小さく巻く径、再び図根三角点の白い柱、意外と大きい倒木のため尾根筋を巻く箇
所、2回のロープ登りをする。4回目のロープの箇所ではそのロープが何本も連続して、尾根の肩に出る。幅広
い尾根筋で梢の先にはもう展望台(塔)の上部が見える。コンクリートブロックの擁壁は直登できなかったので、
その下を右に廻り込んで進むと、シャガを踏まざるを得ないが、北峰山頂広場の入口に出る。最近直登出来る
設備が設けられた。広場には展望台(塔)が見える。十一州一覧台の石塔もある。径を挟んだ向い側には紀元
二千六百年記念の碑があり、その脇の踏み跡を辿ると石碑が並び、その先に三角点もある。金毘羅神社の社
の裏に該当する位置だ。

A 富山南峰観音堂=観音峰

E要害山城跡 ●92
 道の駅富楽里=ハイウェイオアシス富楽里から南を見ると頂上にアンテナを置いた小さな山があります。東側
は高速道路が抉っています。
 E−1 南側から
 岩井駅→0.10←福聚院角→0.10←十字路竹ノ内152柱直進→0.15=0.10←東峰頂上→0.05←
西峰頂上
 岩井駅→0.10←福聚院角→0.15←松尾神社

 岩井駅から南側の踏み切りを渡り、福聚院の手前の角を左折する。そのまま直進すれば天満神社の脇から裏
側を進んで松尾神社に至る。福聚院の北側から右に分岐すると、水田越しに観音山の南斜面が見える。その
右よりの中腹に白地と赤い帯の物が見える。これを目指して進む。富楽里から直進してくる道路が取り付く。畑
と住宅地の中を抜ける斜路は左へ曲がって、白地と赤い帯の水道施設の所に出る。未舗装道が北へ登ってい
る。右左に細い分岐があるが直進し、右へカーブしたのち再び左へ急登すると一級基準点と鉄塔の建つ東峰に
至る。藪を西へ進めば疎林に径を覆われた尾根筋で西峰に至る。

 E−2 北側から
 富楽里→0.05←県道右折東電柱二部245柱→0.05←尾根径の登り口の十字路→0.05←松尾神社
→0.15=0.10←西峰頂上→0.05←東峰頂上

 富楽里から北側の県道を東へ進み、再び右折すると富山北峰につながる西尾根の先端部の十字路に出る。
ここは右折して高速道路を潜ると松尾神社に出る。神社参道より僅か西側に切開きがある。かなり急なもので
測量のために人が入った程度のものだ。測量のピンクのテープを見ながら急登すると下生えの少ない尾根筋に
なる。急なのには変わりない。西峰にも地籍の杭がある。左東へ尾根筋を辿れば鉄塔のたつ東尾根に至る。
 この径は西峰までの径が急なので利用しないほうがいい。

 E−3 観音山 ○40 大蘇鉄
 岩井駅→0.10←福聚院角→0.10←登り口→0.05←顕徳碑前
 岩井駅→0.10←大ソテツ

 岩井駅から福聚院前を通ってバス停富山中前方面へ県道を東へ進む。高速道の開通後、これに平行して西
側に新道が整備された。ここには大きな標識がある。ここで左折、最初の市道を右折すると直ぐ東側にK字路が
ある。右側の斜路を登り、階段を登ると小高い丘に至る。奥には顕徳の碑が建っている。
 駅から踏切を渡った最初の角を右折する箇所には大蘇鉄への入口を示す大きな看板がある。南へ進んだ左
側の民家の庭を大きなソテツが占めている。表の道路から直接近づけるようになった。5株の大幹が奇観を創っ
ている。私邸の庭先なので見学に際してはご迷惑のないように気を付けたい。

 E−4 芝山遺跡 ○40 ●58
 バス停富山中前の駐車場から岩婦温泉・原田山林道を目指す道路を南へ進んで、民家が途切れるところ、東
側に小さな山がある。東電柱合戸20柱。東へ曲がってコンクリート舗装の道路の二又の中間にある枯れ葉の
径は白山神社の簡素な社殿への径で、そこにはスダジイの大木もある。この二又は左、北側へ進む。一回Zカ
ーブして東西尾根の西端のピークに至る。○40 周囲は枇杷の果樹園だ。ここから●58にかけて遺跡だとい
う。その東側のピークへは踏み跡は無い。

A 富山南峰にある東屋

F天満山 △143.4
 入山時には必ず事務所に立ち寄って入山届をして、入山の許可を受けてください。
 岩井駅→0.10←蓮台寺→0.15←自然の家入口→0.05←同事務所→0.10←尾根筋
→0.35=0.30←東峰 →0.05←三角点

 岩井駅から国道を北へ進んでバス停久枝(くし)海岸入口で左折する。河沢橋(かわざわ)橋を渡ると、蓮台寺
に突き当たる。ここにはイチョウの大木がある。参道の奥、本堂の手前に鳥居の柱の如く立っている。右折して
北へ進む。広い観光駐車場が複数箇所あり、広い道路に出て西へ進む。「少年の家」海水浴用通用口の更に
西側に門がある。練馬区立岩井少年自然の家だ。広い構内道路を東へ進んだところに事務所がある。必ず立
ち寄って入山届をし、許可を得る。当然、下山の挨拶も欠かせない。
 事務所の北側に未舗装道路遊歩道の入口があって、緩い斜面が西へ向かっている。東へ折り返して天満神
社奥宮記念碑と石祠がある。遊歩道はまだ続く。内田氏の著書「房総山岳志」によれば、この付近に登り口が
あるという。下生えに隠されていたが、刈り込まれて狭い急な踏み跡が見える。
 東側の山を結ぶ尾根の直ぐ下を進む遊歩道が大きく下る所、左手に細い踏み跡が複数尾根筋に向かってい
る。「いのししに注意」の看板と鳴子をぶら下げた綱が張られている。これに入ると直ぐ尾根筋に達する。尾根筋
には踏み跡が東西に続いていて、これを西へ辿る。細い竹が密生し、南側から枯れた竹が倒れて径を塞いでい
てとても通行できない。北側の斜面を西側への谷へ向かう踏み跡で下る。幅広く降水を集める谷の底部の水平
な部分でこれを渡り、対岸からは溝径で再び尾根筋に接近する。
 尾根筋は東端で北へ延びていて、これに取り付き南への急登をする。頂上の平地の東端に出る。右へ折れて
西へ緩やかな斜面を進む。右寄りには北側の緩い下り径がある。左端には練馬区の境界杭があり、その下に
急な南斜面があって、段々畑か腰曲輪かが見える。西端にある小岩の盛り上がりには境界杭。北へ西尾根へ
の降り口、三角点の標石が並ぶ。端部を北へ辿ると最高部の小藪の脇に壊れた石祠がある。三角形の緩い斜
面の中ほどには琴平神社と読める文字が基壇に刻まれた石祠がある。
 天満神社奥宮記念碑の裏側は刈り込まれた。狭くて急な踏み跡を無理して一段上がると小幅の平地に出る。
斜面を左西方向へ緩く登る径を求める。左下右上には腰曲輪を思わせる小さな平地が複数ある。右手から下っ
てくる小尾根に出たところで、斜面を登る踏み跡を右手に求める。この小尾根を乗り越した先には曲輪を思わ
せる平地がある。小尾根に並行した薄い踏み跡を急登すると西尾根に登りつく。練馬区の境界杭がある。76番
と読める杭の位置は尾根を切る「堀切」で、75番の東側には「切岸」がある。その後は登り易い尾根になって東
へ進み、標石の脇に出る。小尾根附近の急登路が不明瞭で薦められない径だ。この山が城跡だという文書は
見ていないが、曲輪・腰曲輪・堀切・切岸の言葉を用いた。但し、タコツボのようなものは気がつかなかった。
 奥宮記念碑→0.25=15←頂上標石
 勝山駅から鋸南町のコミュニティバス消防署前で下車。国道に並行した山裾の狭い道路の東電柱390柱から
農地の畦道を西へ進む。水仙畑、野菜畑のところで左手の潅木の中に入る。南への水平な踏み跡が見える
が、低い尾根筋を登る。やや急だが踏み跡があって、下生えは少ない。登るに連れて急斜面の左右にトラバー
ス径が現れるが、いずれも踏替えない。尾根筋が曖昧になってくると、左へそれて溝径が見えてくる。分岐では
右上を目指す。木々の少ない尾根筋が右上間近に見えた三叉分岐では右へ進んで尾根筋に出ると南側への
直登尾根筋は急すぎるので、左側の斜面にジグザグに径を求めて林の中を登る。頂上の北端から下ってくる尾
根筋になり、登るに連れて傾斜が緩む。尾根筋が右上間近に見えた三叉分岐で左へ進むと、緩い傾斜で右手
に低い頂上を置いて登っていく。溝径になりこれが二本並行になり、下生えの中に消えていく。頂上の平地の東
端に出る。右へVターンして練馬区の境界杭を見る。
 バス停消防署前→0.05←360柱→0.30←山頂北端または東側      

C 水車小屋

G弥陀山 ●215
 山頂には小さな石祠。東側のピークには大きな石祠があります。
 G−1 バス停白井商店前から
 バス停白井商店前→0.20=0.15←峠→0.25=0.20←弥陀山

 内房線岩井駅下車。バス停国保病院行き乗車。バス停白井商店前下車。バス停白井商店前付近は路肩が広
い。白井商店には飲み物の自動販売機がある。県道を東へ進んだ最初の南分岐で右折する。東電柱吉沢32
柱。最初の二又は左へ。右側に民家を置いて未舗装道路になる。周囲は水田だ。三又を左へ進むと幅広い谷
形の農地のやや左寄りの山裾に突当る。右寄りに山道がある。最初だけが登りで、左山の横道を水平に進む。
倒木や下生えが多いが、踏み固めは確りしている。右へカーブした径が左へ曲がりなおすと峠に出る。右北側
にも笹に囲まれた径がある。左南東側の尾根筋のすぐ右側には溝径がある。倒木をかわしてこの径に入る。左
側の山はすぐに低くなる。小さな鞍部では正面に痩せ尾根が盛り上がる。右手に殆んど水平な巻き径がある
が、これには入らない。左手は高い岩壁とその裾が通れそうだと思わせる水平な地面が見える。ここではこの高
い岩壁を登る急登の踏み跡を辿る。左端は垂壁の上になるはずだが、その肩より若干右側に踏み跡が続いて
いるので危険はない。僅かなアルバイトできれいな径に出る。右前方に緩く下る径は先ほど「見捨てた」踏み跡
で、途中倒木と下生えに埋もれて通行不能状態のものだ。正面には急登の尾根筋に踏み跡が見える。その左
手の緩い登りの径へ進む。途中若干狭いところもあるが通行しやすい径で、明るい峠に出る。右後ろからは別
方向の尾根筋の径が合流している。右前方の幅広い刈り込みの緩やかな尾根筋を登る。境界見出し標と境界
杭のピークでは左へ曲がる。「三方分山」なので進行方向に注意を要する。小ピークを一つ越えた次のピークに
は境界杭などの脇に小さな自然石の石祠がある。納札部の彫り込みがなければ見落としかねないものだ。弥陀
(みだ)山の頂上だ。その先のピークには大木の脇に大きめの石祠がある。前面の基檀から屋根上部までの高
さは1.4メートル。屋根の幅が1メートルというもので、納札部は二柱分穿たれている。

A 富山 福満寺からの径。一合目の新しい標石

 G−2 バス停犬掛お堂前から
 バス停犬掛お堂前→0.10←巡視路入口→0.15=0.10←尾根筋→0.05←マテバシイの東西尾根
→0.10←弥陀山

 館山駅下車。平群(へぐり)車庫行きバス乗車。バス停犬掛(いぬかけ)お堂前下車。県道を北へ進んで、消防
署前の丁字路で別の県道へ左折、西へ進む。道路が山の中になって間もなく、右北側に東電142鉄塔への巡
視路入口が谷筋にある。
 谷筋は最初だけで、すぐに右へ折り返し、大木の脇から尾根筋の急登になる。幅が広すぎる程に周囲の樹木
が伐採されているので、嵐の直後でも倒木などの心配のない径だ。左右に延びる尾根筋では右折が鉄塔の方
向だが、左折する。緩やかな登りは、進むほどにきれいな径になり、マテバシイの大きな株のピークに達する。
西方向の尾根筋には更に径が続いているが、右へ折れて北へ下る。小さなピークと小さな鞍部を繰り返した
後、急登の径になる。左手の遠望が素晴らしい。大木の下に大きな石祠のあるピークに達する。更に先のピー
クにも境界杭と小さな石祠がある。そこが弥陀山の頂上だ。
 西方向の尾根筋は幅広く奇麗なマテバシイの並木だ。南へ曲がって下り、旧町境で道路の法面上で途切れ
る。途中、尾根に切り通しがある。地形図では旧富浦町側、岡本川の源頭部には上流下流が逆なった滝の記
号がある。該当する箇所には砂防ダムがある。

 G−3 バス停不寝見川から
 バス停不寝見川→0.05←小三又→0.20←尾根筋→0.05←
マテバシイの東西尾根→0.10←弥陀山

 岩井駅下車。国保病院行きバス乗車。バス停不寝見川(ねずみがわ)下車。館山駅下車。平群車庫行きバス
乗車。バス停不寝見川下車。
 交差点から県道を西へ進むと北側に狭い道路が分岐している。その南側には農地へ下る斜路があり、これへ
進む。松の木の先から左へ進むと大塚川の左岸を遡る径になる。左側に枝沢の取り付く箇所で右岸へ渡り、こ
の右岸を若干下る。細い竹の藪の中に入る径を進む。この竹藪はすぐに抜け、緩い登りの径を進む。左岸に渡
った箇所で右岸側を見ると丸い板状の岩が見える。「合わせ鏡」だ。その後叉右岸に渡り直すと、径は逆方向に
なる。折り返して急登の径になる。一旦緩やかになるが、左折して急登を登りきると尾根筋に出る。左手が送電
鉄塔の下で右側へ進む。東電の巡視路案内標柱が経つ箇所を経て直進する。マテバシイの目立つピークを右
折、弥陀山に至る。

D 富山の案内看板と伏姫籠穴への標識がある。富山北峰から繋がる尾根の最西端の
北側で、斜面に段径が設置されている。

 松の木は枯れた。伐採されたら入口がわかりにくくなる。枝沢の左岸は仮設橋が架かる鉄塔巡視路で鉄塔ま
で奇麗な径だ。その奥は藪が濃い。合わせ鏡は直径約90センチ、厚み約10センチの岩。向かいの山頂にも
あるという。これは案内子は未確認だ。 房総丘陵