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鋸山

全般 ▲329.5                  房総丘陵
 県指定名勝。鋸山と羅漢石像群。
 東京湾に面した安房と上総の国境にあリます。東西に連なる山並みです。北側、金谷(かなや)側からは、昭
和後期まで続けられた山腹の石切りのため、特異な景観が眺められます。そのために鋸(のこぎり)山の名前
をかぶせられています。南側、保田(ほた)側は神亀2年(725)行基が開いたといわれる乾坤山(けんこんざ
ん)日本寺の境内です。南斜面には石工大野甚五郎が21年かけて門弟と共に彫った千五百羅漢像(1,553
体)が並び、その東端には大仏が鎮座しています。
 平成18年4月1日 関東ふれあいの道「東京湾を望むみち」が整備され一般公開されました。

◎ 富山から鋸山の全貌

@浜金谷駅から観月台を経て北口へ
 浜金谷駅→0.15←階段下の分岐点→0.10←観月台→0.15=0.10←北口前分岐→0.10←北口
→0.05←尾根筋分岐→0.10←新展望台

 JR内房線浜金谷(はまかなや)駅下車。国道に出る手前で町内の道路を左折する。東京湾フェリー金谷港か
ら国道を南下した場合も駅入口付近で、一本東側の平行した町内の道路に入るほうがいい。川を渡るところに
マーケットがあるので開店していれば、ここで調達の追加もできる。肉店と薬局に挟まれた三又には新しい龕に
納められた地蔵像がある。ここで左折する。直進した場合は国道に出る。
 鉄道の高架を潜った先の分岐は右へ進む。正面には鋸山の異様な山肌が逆光ながら目に入ってくる。道路
は三つに分かれる。左と右は狭い舗装道路で、中央が尾根筋に刻まれられた階段になっている。
 階段の脇には、鋸山北側斜面のハイキングコースの案内絵地図の看板がある。階段はほぼ一直線に観月台
の頂部まで達しているが、途中に踊り場があるので、息を整えてゆっくり登りたい。この頂上には大きな東屋が
ある。その右手から緩く下る。左手東斜面はあじさい広場で、夏はあじさい、冬は水仙の花が咲く。広場の隅の
管理小屋の脇には「車力道(しゃりきみち)」の登り口に通じる径がある。尾根筋の鞍部の手前には公衆トイレが
ある。道は岩に彫られた階段が丸く風化している。関東ふれあいの道整備に伴い、一部削り直された。
 上空にはロープウェイが15分毎に運転されているので、途中1、2回このゴンドラを見上げることになる。ベン
チのある休憩場を右手に見たあと、左から下ってくる車力道を合わせる。古い石切り場を抜ける急な径になる。
標識のない所で径が右西側へ分岐しているが、そちらへ進むと、ロープ一本張り渡されただけの絶壁の上に出
る。西側、北側の展望はいいが足元には十分注意したい。
 小さな木橋、手摺のある石段を登りきると、北口管理事務所に出る。ここで拝観料を払って入山する。線刻の百
尺観音像を拝して南へ進むと東西方向の尾根径に出る。
 尾根筋を右西側へ折れると、西口管理事務所前に出る。明鐘(みょうがね)岬から有料道路を車で上って来た
ときの駐車場が、この外にある。北側右手へ階段を登ると十州一覧台に出る。(安房、上総、下総、常陸、上
野、下野、武蔵、相模、伊豆、駿河)
 尾根筋を左東側へ進むと休憩ベンチの並ぶ展望台に出る。その先に「地獄のぞき」と名付けられた展望台が
ある。垂壁の上、更に中空へ飛び出たところで、フェンスから下方を覗くと、緑の谷がはるか下に見える。その他
尾根筋の展望のよい箇所の、とりわけ北側は切れ落ちた肩になっているので、無理に限度一杯まで進まないよ
うにしたい。東へ進んで、石段を南に数段下ると、左手後ろに尾根筋への入口がある。(以前は)「立ち入り禁
止」「岩登り禁止」の看板があったが今は何もない。見落としかねない径の分岐だ。

A保田駅から表参道へ 保田八幡山 ●26
 保田駅→0.10←鋸山ダムへの分岐点→0.15←鋸南保田口→0.10←表参道→0.20=0.15←
尾根筋分岐

 内房線保田駅下車。鋸南(きょなん)町町営バスと保田駅南側のバス停保田中央から乗車する鴨川日東バス
との共通のバス停鋸南保田口で下車する。
 駅前の道から国道に出て、バス停鋸南保田口まで進んでもよい。駅前のスーパーマーケットの脇の道で線路
の脇を進む。背の低いガードで線路を潜って東側に沿って進む。目前に山が迫ってくると、バス停鋸南保田口
の東側で、無字門から表参道を通り、仁王門・表参道管理所に至る。
 大仏への案内に従って境内を東へ進む。大仏の直前の十字路を階段の方へ進む。尾根筋に出る直前、右手
後ろに目立たない分岐で細い山道がある。
 仁王門・表参道管理所殻左より似階段を登ると、左手に大仏前管理所、右手に大仏への緩いくだりの道があ
る。次いで右手に千五百羅漢道への分岐を見て、西口管理所=尾根径=北口管理所への分岐を経て、十州
一覧台へ至る。
 駅から出た狭い国道には歩道が断片的にしかない。バス停元名から海岸側に入ると石の鳥居があり、北側に
鶴崎八幡社がある。社殿の左後ろに赤い鳥居の参道が続く。
石段を登ると稲荷の石祠の覆い屋に至る。三方は急斜面が切れ落ちている。
 バス停元名→0.15←保田八幡山 ●26

@ 十州一覧台

Bロープウェイの利用と脇の登山道で西口へ
 浜金谷駅→0.15←ロープウェイ乗り場(鋸山山麓駅)→0.20←尾根筋→0.10←
ロープウェイ乗り場(鋸山山頂)→0.05←西口→0.10←尾根筋分岐

 浜金谷駅下車。国道に出て道路を左折する。東京湾フェリー金谷港からは、そのまま国道を南下する。左手
のロープウェイ乗り場の看板の道路へ入る。金谷神社の前から道路をクランク曲がりして進むと、左手にロープ
ウェイ乗り場の広い駐車場が有る。この奥左手に乗り場がある。午前9時から終業は冬は16時まで春夏秋は
17時まで。臨時の延長もある。15分間隔で運行され、約4分で山頂駅に着く。
 広い駐車場入口の門柱を左に見て、そのまま道路を進む。
 分岐を右へ折れる径は某健保組合のスポーツセンターへ通じる道路で、金谷城跡・妙金(みょうがね)城跡
がこれである。
 分岐は左に曲がる。第二駐車場という看板では、左の道にかまわず直進する。東電柱金谷164柱の附近の
右手に登り口がある。左手の東京大学の二階建ての白い建物までは行かない手前だ。
 マテバシイの覆いかぶさる広い谷の中,,左手の径の奥に水神の石碑が見える。階段があり、これを登る。道は
階段で続き、尾根筋を右へ踏みかえる。暗い階段を上りきると水平な径になるが、この付近だけ草が多い。再
び階段になり、石切り場の跡を見ると径は左に曲がる。階段の径は終わり、尾根筋の径になる。地蔵尊のブ
ロック造の龕の先でロープウェイ駅の建物が目の前に見えてくる。
 下りの時この付近に南側下へ分岐する踏み跡がある。何の目印もないが、これには入らないこと。
 ロープウェイ駅の建物の南側から階段を上がって1階のテラスに出る。トイレ、中に入り売店、切符売場、乗り
場がある。建物3階には石切資料館、展望レストラン、トイレがある。更に屋上にも出られる。3階、又は屋上か
ら西に繋がる尾根筋に向かう。1階のテラスからの階段を合わせて、展望台になる。ここからさらに東へ進む。
房州石造りの廃屋の前を通って下る。西口管理所がある。右へ曲がれば境内を下り、不動滝を経て表参道管
理所へ、直進すれば尾根筋を進む。左へ登れば十州一覧台へ至る。

◎ 嵯峨山、山頂から鋸山 今はもう少し手前の木々が伐採されました。自然の額縁解消ね。

C車を使用して
 C−1 有料道路を通って西口へ
 浜金谷方面から国道127号線で南へ進む。トンネルが繰り返すがこの途中、明鐘岬の所に有料道路の入口
がある。この道路は保田の海岸から無残な山肌をさらす痛々しい山の傷跡に見えたものだ。
 西口管理所の前にある広い駐車場に出る。
 案内図では登山自動車道とされている。

 C−2 東口へ
 浜金谷方面から国道127号線で南へ進む。トンネルが繰り返され、鋸南保田口で東に曲がる。無字門付近で
南に並行した道路を東へ進む。左側に東口駐車場入口の分岐がある。駐車場は無料。東口管理所から境内に
入る。
 案内図では鋸山観光自動車道とされている。

D境内
 乾坤山日本寺の境内は入山に拝観料が必要だ。西口(ロープウェイ、有料道路)から入山した場合、すぐ左手
に十州一覧台への階段がある。そのまま東へ進むと、左に北口からの径があり、更に直進する。
 北口(金谷・観月台)から入山した場合、百尺観音の前を通り、西口からの径を右手から合わせて、左東へ進
む。オーバーハングの先を往復する「地獄のぞき」の展望台から東側を階段で下り始めるとすぐ左手に、鋸山三
角点への分岐がある。
 表参道から入山した場合、仮法堂の前を東に進む。東口からの径を右側から合わせる。奇麗なトイレの分岐
を経て十字路に出る。右東側が大仏広場で売店もある。ここから階段の径を登ると1,500余体の羅漢像が並
ぶ千五百羅漢道を左に分け、更に階段を登る。もうすぐ階段が終わり、山頂展望台の所だと思わせるところ、右
側に鋸山三角点への分岐がある。この分岐は目立たない。 

E東口駐車場の入口から
 保田駅→0.10←保田温泉踏切東十字路→0.15←鋸南保田口→0.10←東口駐車場への入口のゲート
→0.40=0.30←尾根筋→0.10←鋸山三角点

 保田駅から表参道への道、無字門手前で南側に並行した道路を東へ進む。左側に東口駐車場入口の分岐が
ある。そのゲートの手前右側に、やや急な舗装道路がある。某企業の資材置場等の駐車場へ繋がる道だ。こ
の駐車場の広場の奥、低い土手の右寄りに踏み跡があり、これを乗り越す。二本の沢に囲まれた狭い中尾根
に踏み跡があり、これを辿る。右側の沢は更に右へとそれていく。左側の沢は、踏み跡から距離をとっていく。
遺棄されたビニールパイプが数本、径と並行している。径が傾斜を強めると、大きな横溝のついたコンクリート
舗装の道路になる。この道路が右へカーブするところで、左手の崖にビニールパイプが立っている。背の高さ
ほどある左手の崖へ、木の根、枝などを頼りに登る。
 左よりは高い岩の垂直の壁に囲まれた「廊下」になっていて、足元にビニールパイプが転がっている。高い壁
に囲まれた隘路の先で水没した石切場の跡地に達するものだ。これには進まない。右よりの斜面に踏み跡を
求める。薄いながらも確実に踏み跡が白いテープのマーキングとともに、幅のある谷筋に続いている。やや右
へ径が寄って、この斜面が岩壁に突き当たると、水の流れ落ちる滑滝状の壁面に足掛かりが刻まれている。階
段のように登ると、緩い傾斜の狭い谷になり、尾根筋の鞍部に出る。
 以前は尾根筋の径がZ型に曲がるところだったが、関東ふれあいの道が整備されて、直進の鞍部になった。
東電の巡視路を示す標識がある。東へ進めばTVアンテナ塔(の基部の建物)を巻いて三角点。西へ進めば
、パラボラ・アンテナの跡地=新展望台に至る。

@ 新展望台より

F保田駅から水仙畑を経て
 保田駅→0.10←保田温泉踏切東十字路→0.10←浄水場→0.10←高速道下→0.10←
左の小沢に入る→0.15←水仙畑→0.50=0.45←鋸山三角点

 保田駅から線路に沿って北へ進む。保田温泉踏切の東側にある十字路で右折し、高速道路の高架の下に出
る。右手にあるダム湖の上流、沢沿いの道を進む。左側に水仙畑と細い流れを見て、その左岸の踏み跡に入
る。ダムの上流の本沢を道路が渡る無名の橋の僅か手前だ。直進した場合は、採石場跡地になる。温泉は
無い。
 沢に沿う径は、植林の中でやや紛らわしくなるが、右岸左岸と踏み替えながら、沢沿いの径は続いて、水仙畑
に出る。本来、立ち入り禁止の畑地なので花期はもちろんいつでも、水仙の株を傷つけないように通過したい。
畑内には径らしいものはないが、やや左寄りを抜ける。これまでの沢筋の延長になる曖昧な谷筋を進む。石の
並びに沿った踏み跡で登って行くと、炭焼き窯の跡地に出る。ここから尾根に沿って岩を刻んで造られた丸っこ
い岩の階段を登る。右側が手摺壁のような崖の壁で、左手は谷筋だ。岩の階段を登り詰めたところで、右側の
尾根筋を登る。石切の跡の垂直な壁を回り込む。尾根筋を忠実に藪漕ぎする。右側の谷筋に沿って階段が刻
まれているが、右手の谷筋が急な斜面でやや危険なこと、東西の本尾根筋に達しても階段からは直接登れな
いことなどのため、僅かな距離なので尾根筋の藪漕ぎの方が安全で確実だ。
 本尾根筋に達して右に曲がれば、わずか進んで三角点の前だ。はじめての下りには不向きな径だ。

G保田駅からガードレールの小沢を経て
 保田駅→0.10←保田温泉踏切東十字路→0.10←浄水場→0.10←高速道下→0.10←左に小沢あり
→0.20←ガードレール→0.20=0.15←尾根筋→0.20←東肩・沢コース分岐点→0.20=0.15←
鋸山三角点

 保田駅から線路に沿って北へ進む。保田温泉踏切の東側にある十字路で右折し、高速道路の高架の下に出
る。右手にあるダム湖の上流、沢沿いの道路を進む。道路が開けると採石場だったときの事務所が左に有る。
この付近は道路に広がりがあり、駐車は可能だ。未舗装道を進む。この道路がZ型にカーブするところ、左手の
白いガードレールの陰が小さな沢になっている。
 ここから沢の右岸に入る。左岸の方が歩きやすいが、右岸にも踏み跡がついている。時々、マーキングがあ
る。右岸に踏み替えたやや広いところで、二俣を左に進む。谷筋の岩肌に、階段が刻まれてはいるが、かなり急
だ。
 尾根筋に出ると、右手は5分ほどの距離で林道開通記念碑のある場所に出られる。ここでは左西へ折れる。
小ピークの急登を繰り返して高度を上げる。関東ふれあいの道整備により、丸太の木杭階段にされたので急登
もわけない。三角点は径の右側にある。
 高速道路下付近に大型車輌通行止めの為のガードレールがあるが、中型車までなら車輌の通行は可能だ。
採石場跡の事務所付近までは舗装道路だ。その後、林道開通記念碑まで未舗装の道路が続く。路面は荒れて
いる。林道開通記念碑よりやや東側の道路の北側には、保田見(ぼてみ)方面へのマーキングがある。
 白いガードレールの小沢から尾根筋まではお薦めしないコースだが、山と渓谷社の古い版のガイドブック
に一項起きているので取り上げた。

A 表参道仁王門

H関東ふれあいの道 
 H−1 東京湾を望むみち の保田側
 平成14年に着工され、平成18年4月に一般公開されたルートです。保田駅と浜金谷駅を結ぶ8.4キロにも
なるコースの保田側です。
 保田駅→0.10←保田温泉踏切東十字路→0.10←浄水場→0.10←高速道下→0.10←左に小沢あり
→0.20←ガードレール→0.20←林道開通記念碑→0.05←南沢分岐→0.20←東肩・沢コース分岐点
→0.20=0.15←鋸山三角点

 保田駅から線路に沿って北へ進む。保田温泉踏切の東側にある十字路で右折し、高速道路の高架の下に出
る。右手にあるダム湖の上流、沢沿いの道を進む。
 道路が開けると採石場の事務所が左に有る。この付近は道路に広がりがあり、駐車は可能だ。右手は採石
場へ行く道路で、閉鎖されている。左手の未舗装道を進む。林道開通記念碑まで未舗装の道路が続く。各所に
腕木型の標識が設置されている。碑の脇から山道に入る。碑の北側にはコンクリート舗装の道路が下って
いて、1分ほど下ると西側には海を含めた眺めがある。
 ゆるい登りと下りを交える。南の沢からの合流点はわかりにくいが、ややまとまったピークを登ると、北側金谷
側の沢コースの分岐点に出る。丸いなだらかなピークで、ベンチも標識も完備している。狭いピークとベンチを見
たあと小さく下る。その後、まとまった登りになる。以前は急傾斜で登りきれない感じだったが、関東ふれあいの
道整備のお陰で木杭階段により容易に進めるようになった。登り着いて、やや右へ径を進んだところに、三角点
とベンチがあり、北側を中心に眺めがある。
 ここから下るとき、尾根筋の径のまま進むと南東に進み過ぎてしまいかねない。古い注意標識があるが、「左
に折れて木杭階段を探す」と覚えておきたい。

◎ 金谷港と東京湾対岸

 H−2 東京湾を望むみち の金谷側 
 平成14年に着工され、平成18年4月に一般公開されたルートです。保田駅と浜金谷駅を結ぶ8.4キロにも
なるコースの金谷側です。
 浜金谷駅→0.15←階段下の分岐点→0.10←観月台→0.20=0.15←北口前分岐→0.10←
溜池分岐→0.10←尾根筋≒新展望台→0.20←鋸山三角点

 浜金谷駅下車。東京湾フェリー金谷港から国道を南下した場合も駅入口付近で、一本東側の平行した町内の
道路に入る。三又には新しい龕に納められた地蔵像があり、ここで左折する。
 鉄道の高架を潜った先の分岐は右へ進む。また分岐に出る。左と右は狭い舗装道路で、中央が尾根筋に刻ま
れた階段になっている。階段はほぼ一直線に観月台の頂部まで達している。この頂上には大きな東屋がある。
その右手から緩く下る。あじさい広場の鞍部には公衆トイレがある。
 右側に休憩所を見たあと、左へ登る車力道方面の径と右へ登る北口への径の分岐に出る。ここにはくどいほ
どに各種の標識が取り付けられている。頭上には「地獄のぞき」からの嬌声が聞こえるかもしれない。石切りの
結果、オーバーハングになった先端へも行かれるようになっている。これを右上に眺める。切り残された石が峻
立し、門が口を開く、奇妙な景色が見られる。
 反響効果を期待してコンサートがたびたび開かれる「岩舞台」への分岐を右に見て更に進むと石切り場の跡を
進む。坐像の線刻された洞窟を過ぎる。二つ目の溜池で車力道からの径と合流する。ここから更に右手に岩
壁を見ながら東へ進む。また石切り場がある。分岐を右手に進むと大きな空間が開いている。石を切りすぎて
天井部分からの落盤の危険があるのだ。石をブロックにして柱状に積み上げ、「天井」を支えているのが丸太
の柵から見られる。分岐を左に進んで岩を切って階段が造られている。手摺があるので左右への転落の心配
はないが、かなり急なものだ。登りきると小尾根の元に出る。これまでは序の口。丸太の柵がアルミの手摺に
変わり、岩を切った階段がほとんど直線状に登っている。途中に小さな踊り場が一箇所ある。上部へ行くほど
に足元の一段一段(蹴上げ)の高さが増す。
 尾根筋に登りつくと鞍部の手前で、右へ登ると新展望台だ。馬蹄形のベンチが並んで、円形になっている。
360度の展望だ。更に西側は狭い刈り込みの径で日本寺の境内へ続いているが、大きな看板があって、行か
ないように書かれている。やや刈り込みは悪いが通行は可能だ。

I沢コースから鋸山へ
 浜金谷駅→0.15←ガードの先分岐→0.35=0.30←トンネル→0.40=0.30←東肩・沢コース分岐点
→0.20=0.15←鋸山三角点

 浜金谷駅から国道の一本東側の平行した町内の道路に入る。三又に地蔵像の龕があり、ここで左折する。
 鉄道の高架を潜った先の分岐は左へ進む。高速道路の下を通る。左が山肌でところどころに横穴が開いてい
る。右手は田畑だ。未舗装道路の十字路は直進する。住居か別荘か数軒、家がある。右手への狭い分岐を見
ると、径は桟橋になって右へ曲がる。最後の電柱を左に民家を右上、沢越しに見る。右岸の未舗装道路を進
む。二本目の「南房総国定公園区域境界」標柱を見た付近から狭い径になる。右手の沢とは高度も距離もとる
ようになる。倒木が多いが、潜っても跨いでも巻いても、容易に通行できるように処理されているので問題ない。
沢が小さくなり径に迫ってくる。二又になる。右側は沢沿いのままだが、左に分岐する方はトンネルへ入る。
 素掘りのトンネルだが、鋸山の特徴的な岩なので、奇麗に四角に掘られている。天井や壁からの崩落もなく、
足元は割といい状態だ。ただし、わりと長いので、光が充分には届かない。用意の懐中電灯・ヘッドランプを使
用したい。
 トンネルを出ると、小さな沢に沿った下りの径になる。丸太を束ねた橋で右岸へ渡る。二つの沢を渡って尾根
を乗り越す。沢の一つには安兵衛沢の看板がある。沢を渡ったのち、ジグザグの急登になる。登り着いた尾根
筋には踏み跡がある。これには入らない。右に尾根筋を置いて、緩く下ると右後からの踏み跡の合流の直後、
又、沢に出る。これまでと同じく、丸太を束ねた小さな橋だ。杉の林になり踏み跡はシダが覆っている。緩い登り
だ。
 尾根筋に出ると大岩の下になる。右山左谷の斜面を横切る、狭くて急な上り径だ。幸いロープが張られてい
る。一旦尾根筋で足元を休められるが、今度は急斜面の登りになる。所々に古い木杭階段が隠れているが、地
面の湿潤している時は滑って進めないような感じだ。ここにも幸いロープが張られている。丸くなだらかなピーク
に設置されたベンチの手前まで急登が続く。
 丸いピークは東西の尾根筋で、東肩・沢コースの分岐点だ。ここからは西へ進んで鋸山三角点。東へ進んで
林道開通記念碑へ至る。

A 表参道 入口 左が料金所 右が観音堂

J浜金谷駅から車力道を経て北口へ
 浜金谷駅→0.15←階段下の分岐点左へ→0.10←車力道入口→0.20=0.15←溜池分岐→0.10←
北口前分岐→0.10←北口→0.05←尾根筋分岐

 浜金谷駅から観月台への階段下へ向かう。左と右は狭い舗装道路で、中央が観月台への尾根筋に刻まれた
階段になっている。
 階段の脇には、鋸山北側斜面のハイキングコースを書いた案内絵地図の看板がある。左側の道路は狭いが、
住宅もある。右手の山肌に掘られた横穴にはヒカリゴケが自生しているので、注意して見よう。はるか上空に高
架の高速道路を眺める。
 急傾斜のこれまでの舗装道路は右手にある高速道の下の小さなトンネルへ続いている。このトンネルを潜っ
た所で、右手の草むらの中、山道に入れば、最初は右手に高速道を見、左へ曲がって少々の登りで、観月台・
あじさい広場の隅にある管理小屋の脇に出る。これは片道5分程度だ。
 トンネルの手前脇には案内標識があり、幅の広い砂利道になる。ここには車の駐車が可能だ。但し、ここまで
の道路は狭いので、十分な注意が必要だ。右手に高速道を見ながら並行に進むと、砂利道の途中に、ベンチが
並んでいる。ここで左手の山道へ入る。
 足元には泥岩の地面に二本の溝が見える。切り出した石を車で運んだ跡だ。左山の斜面の径には途中、三
箇所の休憩所がある。三番目の休憩所=第一休憩所には北側への展望がある。
 垂壁近くに分岐がある。右手に曲がると溜池が垂壁の下にあり、ベンチがある。ここでさらに右に曲がりこむ。
狭い壁に挟まれた先に奇麗な木製の階段が有り、これを登る。緩い坂道の先で左に分岐が有るが、登りにくい近
道なので、これには入らず、右手の水平路を進むと左手に石切り場がある。少し下った先に、切られた壁面が
大きな口をあけている。肩状に抉られた脇には、背後を赤く塗られた線刻の仏像=坐像と種子が見られる。更
に進んで左手に折れると石切り場の平地がある。給電設備が有り、この「岩舞台」ではたびたび音楽会が開か
れる。確かに背後の壁は音の反射にいい。古い石切りの機械が数台遺棄されているが、これも今では、展示の
記念物だ。左手の奥には一段高いところへ行けるように、手摺と階段が設置されている。その先が展望台だ。
北側を中心にした展望だが、早くも素晴らしい展望が見られる。
 戻って西へ進む。地獄のぞきと称せられた上空のせり出し部からの嬌声を聞きながら、階段状の径を下
る。観月台と北口管理所を結ぶ径に出る。右なら、観月台を経由して浜金谷駅方面。左なら又登って北口管理
所から乾坤山日本寺境内、鋸山等に至る。

B ロープウェイ 北側の岩壁と山上駅が見える。

K 関東ふれあいの道と車力道とが合流した箇所(二つ目の溜池)から僅かに車力道側へ下ったところに山腹
を東へ巻く細い踏み跡がある。マーキングとロープに導かれて急登の岩壁岩段を登りつめて、テレビ中継塔
のやや西側、東西の尾根筋の北側に小さな二重稜線になった炭焼き窯跡付近に出る。この径には特別危険
な箇所はないが、高度差は小さいがロープに頼って80度の岩壁を登ること、紛らわしい分岐が多数あること、
ルートをはずしたときに危険箇所が多いこと。入らないほうがいい。ここでもこれ以上の紹介を避ける。このル
ートは一部の方々の間ではアドベンチャーコースとか壁際コースとか呼んでいると、伺ったことがある。(加筆な
いし書き換え、予定)

L林道金谷元名線から林道開通記念碑へ
 産廃処理場の建設をめぐって係争中です。又ダンプ街道になるかもしれません。
 浜金谷駅→0.10←大日隧道→0.15←砲台山分岐→0.05←近道尾根筋 浜金谷駅→0.10←
防災格納庫の丁字路→0.05←島戸倉325柱→0.15=0.10←近道尾根筋林道合流
 近道尾根筋→0.30←道路の広場→0.15←林道竹岡線分岐→0.30←林道開通記念碑

 浜金谷駅から国道に出て北へ進むとバス停砲台山入口があり、柴崎踏切で内房線を渡る。住宅地を抜けると
国道と富津金谷インターチェンジとを結ぶ道路に出る。右折してトンネルの手前で林道金谷元名線へ左折する。
急坂の林道が水平になって左カーブするところ、右手に未舗装道路が分岐している。これは砲台山への分岐
で、左へ直進す
る。右手にカーブミラーがあった次の山崎曲がりでは右下の尾根が緩くマテバシイの林内に薄い踏み跡があ
る。華蔵院前、インターチェンジ前からの近道だ。
 浜金谷駅から観月台を目指して進むと「観月台1.0」の標識で左分岐に入る。金谷踏切を渡ると左手に華蔵
院という立派な寺院の前を進む。右直進が下りのカーブミラーの丁字路を左へ進む。防災格納庫前の三叉は右
へ進むと神明神社から金谷川を遡る道路になる。三又を左へ進み、インターチェンジ入口の道路を横断すると
右手に資材置き場がある。その先民家の門の向かいの藪の中に小径がある。島戸倉325柱。笹や小枝が被
る斜路は直ぐに抜けてマテバシイ林の小岩の尾根先に差し掛かる。岩の斜面には小洞が穿たれ風化した
「石」が祀られている。左へ回り込んだ先、右は中腹の広巻き径が続くが、左手の尾根先への踏み跡へ進む。
右下には笹や倒木、枯れ葉の径が見える。尾根筋に投棄ゴミが現れると舗装道路に出る。左は僅かで砲台
山への分岐。右へ進む。
 緩い傾斜の舗装道路が続く。アスファルト舗装から荒れた舗装にかわる。高速道のトンネル上部付近で尾根
の北側の道路になり下りにもなる。●105付近で再び南に展望のある道路になる。尾根筋の北側の道が右へ
曲がる道路の頂部では北側の展望が拡がる。下った道路は土砂採取場だった広い平地の脇を通る。この付近
は道路自身が広場のように広いが、その直後から中型車までの道路幅になり路面も更に荒れる。前方のピー
ク頂上に細い鉄塔が建っている。小さな切通しを抜けると林道竹岡線との丁字路に出る。
 左手北側には林道竹岡線が取り付いている。南へ曲がる。ほとんど水平の未舗装道が続く。東側の山が途絶
えたところ、東側の路肩に小木に混じって二本の広葉樹の喬木がある。細い踏み跡がその奥に隠れているが
狭い危険なものだ。未舗装道はほとんど水平でそのまま続く。これがコンクリート舗装になって右へ曲り、傾斜を
強めて登る。左へ曲がるところには西側海の眺めがある。あと僅かな登りで林道開設碑の前に出る。ここで
は関東ふれあいの道の看板絵地図がカラフルで、よく目立つ。ベンチも二台並ぶ。標識があって、西側鋸山
へ案内される。

◎ 鋸山 北側 全景

M砲台山 △83.3、○110 
 戦前、帝都の防衛のため山頂に砲台が築かれました。戦後、山頂は遊園地になり、チェアリフトが設置されま
した。今は樹木の中に全てが埋もれています。
 浜金谷駅→0.10←大日隧道→0.15←林道から分岐→0.05←砲台山→0.10←チェア下のトンネル

 浜金谷駅から国道に出る手前で町内の道路を右折する。フェリー南入口で国道に合流する。北入口で右手の
狭い道へ進めば右手砲台山の山腹のリフト支柱が間近に見える。国道大日隧道の東側にある切り通しの道路
は落石のために一時通行禁止になったが、安全対策工事が終了して通れるようになった。
 大日隧道北側の交差点には鳥居がある。これを進めば浅い洞窟の中に新しい御幣の捧げられた祠がある。
弁財天神社だ。
 国道を北へ進むとバス停砲台山入口があり、柴崎踏切で内房線を渡る。住宅地を抜けると国道と富津金谷イ
ンターチェンジとを結ぶ道路に出る。右折してトンネルの手前で林道金谷元名線へ左折する。急坂の林道が水
平になって左カーブするところ、右手に未舗装道路が分岐している。立入りだったか進入だったか、禁止の新し
い看板が脇に立っている。以下の案内は読み物と化してしまったと思って、これ以上中へ入るのは中止しよう。
 (これに入ると岩を削った路面の道路に草が生えている。笹で覆われた痩せ尾根を抜けると再び広い道にな
る。正面に小山がある。道は草で狭くなって右寄りから左カーブしている。この小山の下には十字路型に地下道
がある。チェアリフトの機械室、展望台、レストランなどの跡地がある。いずれも地面は厚い枯葉に覆われ、建
物は朽ち始めている。高い樹木のため展望はない。
 笹で覆われた道を抜けると錆びた鉄柵がある。右手へ進む踏み跡は狭い踏み跡で、笹が多い。この付近に三
角点があるはずだが、探せない。左へ笹竹を左に曲がってチェアリフトの支柱の傍に出る。このリフトの下を潜
る地下道の付近まで見られるがその先は道が曖昧になる。
 林道から右手に入った左手の山が途切れた時、左後に狭い径がある。広い径になって建物のあった基礎だけ
がある。砲具庫と砲弾庫の跡だ。)

B ロープウェイ乗り場と広い駐車場が右手奥に続く。

N城山砦跡 ○82
 浜金谷駅→0.15←ガードの先分岐→0.15←城山大六天石祠

 駅から鋸山を目指し、鉄道の高架を潜った先の分岐は左へ進む。左手に階段があり、大きな屋敷がある。こ
れを見送った僅か先、左手北側の山裾には用水の横穴が穿たれている。その附近の藪を一層突くと、マテバシ
イの枯れ葉と僅かな下生えの裸地に出る。東電柱金谷111柱の向かいだ。
 最初だけはマテバシイの枯れ枝と枯れ葉を踏む無理な登りで、一段上へ上がる。ジグザグして尾根を急登す
る濃い踏み跡を辿る。右手に二本、左手に一本分岐があるが、更に急登側を選んで折れ曲がる。山の「肩」に
出たところで東へ右折する。小幅な平地が山の南斜面に段をなして東へ延びている。城跡の遺構だ。幅広い尾
根筋はマテバシイの喬木のせいで下生えは少ない。南北に横切る薄い踏み跡を進んだ途中、東へ斜面を進
む。枯れ葉に埋もれた石段を踏んで城山(じょうやま)山頂に達する。大き目の石祠は大六天神社のものだ。
展望は無い。
 尾根を東へ進むと尾根が深く切られている。尾根を西へ進むと鉄塔附近へ至る。南西側に下る急な溝径は途
中で途切れてしまう。

O金谷浅間山 ●106
 内田氏の「房総山岳志」では標高30メートルで登り径は無いという。
 浜金谷駅→0.15←ロープウェイ乗り場(鋸山山麓駅)→0.10←金谷浅間山

 ロープウェイ乗り場の広い駐車場の門柱の手前に岩の段径があり、赤い鳥居がある。ヤグラだと思われる横
穴が複数ある。広い平地の前には大きく切られた岩壁に横穴が穿たれ、石宮が祀られている。今も地元で手入
れされている。その右手から薄い踏み跡を辿ると直ぐに尾根筋に達する。右手に尾根筋を辿ると、都合三箇
所、個人のテレビアンテナが設置されている。最上部では北西側の展望がいい。その先は下りになり踏み跡は
藪が多い。
 横穴の直ぐ上の尾根筋を左へ辿ると低い積石もあり、岩を刻んだ階段もあるが、その下への径はコンクリート
擁壁や急崖で途切れている。浅間碑など浅間山らしいものは無い。

P金谷不動山 ○118 金谷城跡
 東京情報産業健保組合のスポーツセンターが山頂を占めています。入山にあたってはその本館に立ち寄っ
て、入山許可を得てからにしよう。金谷城跡の遺構はほとんど失われています。
 浜金谷駅→0.15←ロープウェイ乗り場(鋸山山麓駅)→0.10←本館フロント→0.05←金谷不動山

 ロープウェイ乗り場の広い駐車場を左手に道路を進むとスポーツセンターと書かれた横断門が有る。左手に
のみ狭い歩道があるのでこれを進む。急な坂道が左に曲がったところが大手門虎口の跡地で、テニスコートが
数面ある。アネックス別館の位置は根小屋の跡地で桃太郎園地のあった場所だという。さらに一段上が体育館
でその奥が本館で、二ノ郭の場所だ。本館のフロントでは城跡といわず、山頂といわないと別位置の記念碑に案
内されてしまう。ここで入山の許可を得る。
 本館の左手の奥、空調機の室外機の置かれた手前に左へ登る階段が設置されている。段径を登ると高置水
槽がある。そのやや手前で左後ろから水槽の後、一段上に登る径を辿る。馬蹄形に左右に尾根を伸ばした中心
の谷部分にこれまでの上り径と水槽があるのだ。その奥で尾根筋を辿って右手の高みを目指す。本郭の平地
には笹薮のほか何も無い。南よりに一段低いところがあって、そこからは南側の石切り跡の荒地が見える。
 水槽より一段上の平地の薄い踏み跡を辿って右手へ水平に進む。右側の尾根筋を急登すると、陸軍の文字
の読める杭と砲台跡かもしれない工作物が笹の中に隠れている。 

F 鋸山三角点

Q林道開通記念碑から釜ノ台(嵯峨山)へ 
 保田駅→0.10←保田温泉踏切東十字路→0.10←浄水場→0.10←高速道下→0.10←左に小沢あり
→0.20←ガードレール→0.20←林道開通記念碑→0.50=0.55←採石場の鞍部→0.20←うぐいす橋
→0.35=0.30←釜ノ台沢横断部→0.15←釜ノ台東電柱横根121柱付近→0.15=0.10←嵯峨山

 保田駅から林道開通記念碑付近までは関東ふれあいの道の一部で、各所に腕木型の標識が設置されてい
る。碑よりやや東側の道路の北側には、保田見方面へのマーキングがある。
 杉の林の中に入ると、右よりに踏み跡がある。最近、刈り込まれて見通しがよくなった。右側の山の肩付近に
踏み跡が東へ続いている。尾根筋が途切れたところ踏み跡は左にそれるが、右下へ行く踏み跡へマーキングに
従って下る。痩せた尾根径になる。周囲の展望がいい。東側は藪越しに岩が露出した切り立った壁になってい
る。小ピークに出ると左右に踏み跡がある。左のほうへ進む。やや急な方だが、幸いにも数種類のマーキング
がある。尾根径は樹林が覆う。又小ピークがあり、今度は右側の尾根筋へ進む。小さなピークの先の鞍部が岩
肌を見せる切り通しで分断されている。僅かな高度差で斜面を下り、反対側の尾根筋に上る。切り通しの方向
には径らしいほどの径はないが、西側へ進むと、採石場の荒れた平地に至ることになる。
 尾根筋を進むと前方に採石場が樹木の枝越しに見えるところで、急で細い下りになる。ここからしばらくは、狭
い岩の上を急な上下を強いられる。初心者には少しきつい径だ。左側は木々の枝の下が切れ落ちている。右側
もやはり切れ落ちていて、採石場の敷地になる。岩のピークに出ると径はなくなる。その岩の根元に北側へ下る
急で細い踏み跡がある。これを慎重に下り右手に回り込む。岩壁の下の平地に着く。採石場の尾根筋だ。目の
前にもう一つ岩塊がある。この前を通って東に進み、斜路を選んで下ると、採石場の一段上の道路に出る。今
までの尾根筋の鞍部がある。もうここは採石場の中だ。
 ここに北側に向かう未舗装道路が取り付いているので、これを進む。緩い下り径で荒れているが、幅があるの
で徒歩には問題ない。小さな沢を渡ると、どんどん道はよくなる。フェンスがあって車は入れないが、一画が開い
ていて、人の通行は出来るようになっている。
 ここは、うぐいす橋の北詰めで、東側に林道東奥野線の看板があり、これに入る。道路はすぐに右に曲がり、
東奥野1号橋、2号橋と連続して橋を渡る。新しく林道が拡幅工事中で、その先には未舗装の道路、その後狭く
なって山道が取り付いている。右下に見た沢がどんどん細くなる。小さな沢を渡ると、別の径に丁字路形で取り
付く。
 右手西側はやや急な径で登り、タブノキの分岐から水仙ピーク、または小保田へ向かう。
 左手はゆるい坂道で釜ノ台の道路に取り付き、右折して嵯峨山や保田見(ぼてみ)へ進む。

P 林道金谷元名線 入口

R金谷川(予定)        房総丘陵